血管プラーク検査・頚動脈プラーク・網膜動脈の黄色斑(ホレンホースト斑)[橋本病 バセドウ病 動脈硬化 甲状腺エコー 長崎甲状腺クリニック 大阪]
動脈硬化:専門の検査/治療/知見[橋本病 バセドウ病 エコー検査 長崎甲状腺クリニック大阪]
甲状腺専門・動脈硬化の長崎甲状腺クリニック(大阪府大阪市東住吉区)院長が海外(Pub Med)・国内論文に眼を通して得た知見、院長自身が大阪市立大学(現、大阪公立大学) 大学院医学研究科 代謝内分泌病態内科で得た知識・経験・行った研究、日本甲状腺学会で入手した知見です。
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長崎甲状腺クリニック(大阪)は甲状腺専門クリニックです。現在、血管プラーク検査・TIA(一過性脳虚血発作)の診療を行っておりません。
Summary
甲状腺機能低下症/潜在性甲状腺機能低下症/橋本病、糖尿病などでは動脈硬化が進み、頚動脈プラークにできた血栓が脳へ流れて脳梗塞。最悪、頚動脈自体の閉塞も。血管エコーでプラークを探す。動脈硬化血管は硬くもろく、大動脈では血圧に負けて大動脈瘤に。頸動脈閉塞度70%以上でカテーテル手術、ステント留置。時間が経つとステント上に新たなプラーク形成。内頸動脈ステント留置時、ガイドワイヤーで外頸動脈枝の上甲状腺動脈穿孔おこした報告あり。コレステロール/脂質塞栓が、網膜動脈を完全/不完全閉塞すると黄色斑(ホレンホースト斑)が生じる。
Keywords
甲状腺機能低下症,甲状腺,動脈硬化,頚動脈,プラーク,血栓,エコー,黄色斑,ホレンホースト斑,橋本病
血管エコー
動脈硬化が進んだ血管にはプラーク(コレステロールエステルを大量に含んだ脂質の塊)(矢印)ができて、血管内が狭くなります。血管エコーでプラークを探す。動脈硬化した血管は硬くもろいため、大動脈では血圧に負けて大動脈瘤になることがあります(急性大動脈解離・大動脈瘤)。
甲状腺機能低下症/潜在性甲状腺機能低下症/橋本病、糖尿病などでは動脈硬化が進み(甲状腺と動脈硬化)、頚動脈プラークを形成。頚動脈プラークに血栓ができると、脳へ流れ込んで脳梗塞を引き起こします。最悪、頚動脈そのものが閉塞する事もあります。
(↓)デジタルハイビジョン超音波装置で見たプラーク。
カテーテル手術、ステント留置
頸動脈ステントを留置した患者の甲状腺 超音波(エコー)画像;写真の頸動脈ステントを留置した患者は、甲状腺機能低下症/橋本病により動脈硬化が進行していました。(甲状腺と動脈硬化)
脳卒中治療ガイドライン 2021〔改訂2025〕では、軽度~中等度の頸動脈狭窄に頸動脈ステント留置や手術によるプラーク除去(頸動脈内膜剥離術)を行わないよう勧めています。
高度狭窄か脳梗塞を伴う中等度以上狭窄に対し、頸動脈ステント留置よりも手術によるプラーク除去(頸動脈内膜剥離術:CEA)を推奨しています。手術不能例には頸動脈ステント留置(CAS)。
死角、鎖骨下動脈プラーク
腹部大動脈プラーク
腹部大動脈プラーク;冠状動脈造影検査などの血管内カテーテル操作でプラークが破綻し、飛散したコレステロール結晶が全身の細い動脈に詰まるコレステロール塞栓症を引きおこす可能性があります。
また、血管内カテーテル操作とは無関係に、大動脈粥腫病変は潜因性脳梗塞やEmbolic stroke of undetermined source (ESUS)の塞栓源となり得ます。
甲状腺関連の上記以外の検査・治療 長崎甲状腺クリニック(大阪)
長崎甲状腺クリニック(大阪)とは
長崎甲状腺クリニック(大阪)は日本甲状腺学会認定 甲状腺専門医[橋本病,バセドウ病,甲状腺超音波(エコー)検査など]による甲状腺専門クリニック。大阪府大阪市東住吉区にあります。平野区,住吉区,阿倍野区,住之江区,松原市,堺市,羽曳野市,八尾市,天王寺区,東大阪市,生野区,浪速区も近く。


























