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2018.07.02

副腎疲労性症候群→正式には副腎皮質機能低下症

副腎疲労性症候群→正式には副腎皮質機能低下症

甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝 専門の長崎甲状腺クリニック(大阪)からのお知らせです。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

副腎疲労性症候群→正式には副腎皮質機能低下症

「副腎疲労性症候群」と言う言葉がネット上に見られますが、正式な医学用語としては、副腎皮質機能低下症 になります。要するに、ストレスに対処するために必要な副腎皮質ホルモンが足りず、十分、ストレスを受け止められない病態です。

副腎皮質機能低下症 の症状は、

  1. 十分な休息や睡眠を取っも疲れが取れず、常に体がだるい(全身倦怠感・食欲不振)
  2. 精神的にも弱く、うつ気味
  3. 体重減少/筋力低下
  4. 低血圧・低血糖症低ナトリウム血症
  5. 腹痛・悪心・嘔吐・下痢・便秘
  6. 発熱
  7. 皮膚の色素沈着(副腎皮質機能低下症でACTH高値の場合)(甲状腺機能亢進症/バセドウ病に類似)
    (アジソン病の爪:黒い線が複数の手足の爪に現れます。皮膚の色素沈着より早期に気付かれやすい。老化現象・メラニン色素の沈着と鑑別要)
    (膝や肘、腰、脇の下などに色素沈着)
  8. 脱毛
  9. 精神症状(無気力、不安、うつ)
  10. 関節痛
  11. 高カルシウム血症副腎皮質機能低下症の6%)(Adrenal insufficiency. Lancet 361: 1881-1893, 2003) 。グルココルチコイド不足による消化管でのカルシウム吸収の亢進や腎でのカルシウム排泄の低下が関与するとされます。[Addisonʼs disease - clinical studies.A report of 108 cases. Acta Endocrinol (Copenh) 76:127-141,1974]

などです。顕在性(はっきりとした)副腎皮質機能低下症は、副腎皮質ホルモン剤[ヒドロコルチゾン(コートリル®)]補充が必要になりますが、潜在性(軽いもの)は副腎皮質ホルモン剤を使うか否か、判断が難しい場合があります。

例えば、

  1. 早朝の血中コルチゾールが低値でも、入院して一日のコルチゾール量を調べれば正常であったり
  2. 血中DHEA-S(デヒドロエピアンドロステロンサルフェート;コルチゾールより半減期長く、副腎皮質の状態をより正確に反映)、早朝の血中コルチゾールが低値でも、入院してACTH負荷試験をすれば、ややコルチゾール分泌のピークが遅れ、やや低値なだけで、コルチゾールの総分泌量が低下しているとは言い難い。

詳細は、 似ている、合併している副腎皮質機能低下症 を御覧下さい。

今日は「副腎疲労性症候群→正式には副腎皮質機能低下症」の話でした。

文責:長崎甲状腺クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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