長崎甲状腺クリニック(大阪)新着情報[甲状腺 専門医 橋本病 バセドウ病 甲状腺超音波(エコー)の長崎甲状腺クリニック(大阪)]

2018.04.02

Minerva Endocrinologica

Minerva Endocrinologica

甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝 専門の長崎甲状腺クリニック(大阪)からのお知らせです。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

ヨーロッパの学術誌Minerva Endocrinologicaに論文掲載!

関節リウマチ橋本病の併発率はHungaryで6%、Bulgariaでは30%以上と言われています。日本でも、関節リウマチの方の30%以上が橋本病です。

以下は、筆者が大阪市立大学医学部 代謝内分泌内科 非常勤講師として行った最後の研究をまとめた論文です。関節リウマチ橋本病についての論文で、リウマチグループとの共同研究です。

橋本病合併関節リウマチ患者群は関節リウマチ単独患者群に比べ、

  1. 男女比(5/13 vs 7/28, p=0.047)
  2. TSH(甲状腺刺激ホルモン)means±SE; 7.25±0.69 vs 2.52±0.30 mIU/l, p<0.001)
  3. HI(不均質係数;甲状腺組織の破壊の程度の指標)(3.8±0.2 vs 3.2±0.2 %, p=0.042)

が有意に高かったと言う結果です。2.と3.は当然と思いますが、意外にも橋本病合併関節リウマチ患者群の方が男性の割合が多いと言う結果でした

橋本病合併関節リウマチ患者群で、関節破壊の指標であるMMP-3は

  1. FT3(甲状腺ホルモン;トリヨードサイロニン)と有意な負の相関(rho=-0.545, p=0.048)
  2. TPO-Ab(抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体)に有意な正の相関(rho=0.735, p=0.02)
  3. HI(不均質係数)に有意な正の相関(rho=0.769, p=0.01)

を示しました。これらの中で、HIはMMP-3の有意な正の寄与因子でした(r=0.883, F=31.91)。

【結論】橋本病合併関節リウマチ患者で、甲状腺のHI(不均質係数)が有意に増加し、関節破壊の指標のMMP-3の有意な正の寄与因子でした。橋本病の炎症や破壊が、関節リウマチの関節破壊に密接に関連する可能性が考えられました。

Nagasaki T, Nagata Y, Wakita Y, Yamada S, Goto H, Imanishi Y, Onoda N, Emoto M, Inaba M. Minerva Endocrinol. 2018 Feb 13. doi: 10.23736/S0391-1977.18.02725-6. [Epub ahead of print]PMID:29442475

関節リウマチ橋本病の関係は、関節リウマチ橋本病 を御覧下さい。

今日は「Minerva Endocrinologica」の話でした。

文責:長崎甲状腺クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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長崎甲状腺クリニック(大阪)は甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)専門医・動脈硬化・内分泌の大阪市東住吉区のクリニック。平野区,住吉区,阿倍野区,住之江区,松原市,堺市,羽曳野市,八尾市,東大阪市,天王寺区,生野区,浪速区も近く。


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