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甲状腺と気管支喘息   [甲状腺 専門医 橋本病 バセドウ病 甲状腺超音波(エコー)検査 内分泌の長崎甲状腺クリニック(大阪)]

甲状腺:専門の検査/治療/知見① 橋本病 バセドウ病 専門医 長崎甲状腺クリニック(大阪)

甲状腺の、長崎甲状腺クリニック(大阪市東住吉区)院長が海外論文に眼を通して得たもの、院長自身が大阪市立大学 代謝内分泌内科で行った研究、甲状腺学会で入手した知見です。

気管支喘息の気管支収縮

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Summary

甲状腺機能亢進症/バセドウ病は甲状腺ホルモンの交感神経刺激作用で気管支が拡張、気管支喘息が改善。ベータブロッカー、甲状腺機能正常化による副交感神経優位で気管支喘息増悪。甲状腺機能低下症は逆に気管支喘息増悪。ベータ2刺激剤で甲状腺機能亢進症/バセドウ病悪化。

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甲状腺機能亢進症,バセドウ病,甲状腺ホルモン,気管支喘息,ベータブロッカー,甲状腺機能低下症,ベータ2刺激剤,アトピー咳嗽,咳喘息,アスピリン喘息

甲状腺機能亢進症と気管支喘息

甲状腺機能亢進症と気管支喘息の合併は意外と少ない

甲状腺機能亢進症と気管支喘息の合併頻度は  0.1%されます(意外に少ないのは以下の理由)。  [アレルギー 24(2) 133-138, 1975]

甲状腺機能亢進症/バセドウ病では、ケガの功名で甲状腺ホルモンの交感神経刺激作用で気管支が拡張し、気管支喘息の出現/再発/増悪が抑えられます。

甲状腺機能亢進症/バセドウ病が改善すると気管支喘息が出現

甲状腺機能亢進症/バセドウ病を治療して、甲状腺ホルモンが下がると、拡張していた気管支が元に戻るため、気管支喘息の出現/再発/増悪が起こります。

ベータブロッカー(βblocker)投与で気管支喘息が増悪

しかし、甲状腺機能亢進症による頻脈・不整脈を抑えるためにベータブロッカー(β1 blocker)を使用すると、交感神経がブロックされ、副交感神経優位となり、気管支が収縮し気管支喘息の出現/再発/増悪が起こります。

心臓選択性のベータブロッカー(β1 blocker)は、平均で7%の1秒量(1秒間の換気量)低下、1/8の患者は20%以上の一秒量低下を起こします。
非選択性のベータブロッカーは、平均で10%の1秒量は低下、吸入β2刺激薬の気道反応性は20%低下します。
(Chest 2014;145:779.)

結局、心臓選択性と言っても、大して選択性高くないのです。

気管支喘息治療薬のベータ2刺激剤(β2刺激剤)、テオフィリン製剤、抗コリン薬で甲状腺機能亢進症が増悪

気管支喘息治療薬のベータ2刺激剤(β2刺激剤)、テオフィリン製剤、抗コリン薬は、交感神経刺激作用のため、甲状腺機能亢進症症状を増悪させます。添付文書には「甲状腺機能亢進症の患者には慎重投与」と記載されています。

甲状腺機能低下症と気管支喘息

甲状腺機能低下症では、甲状腺ホルモンの交感神経刺激作用が減弱するため、気管支が収縮しやすくなり、気管支喘息の出現/再発/増悪が起こります(Pediatr Pulmonol. 1986 Nov-Dec;2(6):353-7.)。

また、甲状腺機能低下症の程度と気管支喘息の重症度は相関関係があるとされます(Prim Care Companion J Clin Psychiatry. 2007; 9(6): 467–468. )。

甲状腺ホルモン剤の補充で、甲状腺機能が正常化すれば、気管支喘息が改善します。

甲状腺と咳喘息

咳喘息は

  1. かぜの後、気道が過敏になるのが原因
  2. 喘息の前段階と考えられ、アレルギー素因の人に多い
  3. 空咳が8週間以上続きます。
  4. 喘息の喘鳴(ゼイゼイ、ヒューヒュー)や呼吸困難はありません。
  5. 気管支拡張薬が有効

で、気管支喘息同様に、甲状腺機能亢進症/バセドウ病では、ケガの功名で甲状腺ホルモンの交感神経刺激作用で気管支が拡張し、咳喘息が抑えられます。

肺を調べても異常なく、のどの違和感もあるため甲状腺の病気を心配して長崎甲状腺クリニックを受診される方が多いです。

甲状腺とアトピー咳嗽

アトピー咳嗽は、

  1. 咳喘息と同じ症状で区別は困難
  2. 気道過敏性なく、気管支拡張薬に反応しない。カプサイシンで咳込む
  3. 抗アレルギー剤・吸入ステロイド薬が有効

肺を調べても異常なく、のどの違和感もあるため甲状腺の病気を心配して長崎甲状腺クリニックを受診される方が多いです。

「抗血小板薬」バイアスピリン®でアスピリン喘息

甲状腺機能低下症/潜在性甲状腺機能低下症/橋本病では動脈硬化が進行し、狭心症/心筋梗塞の発症率が上がります。バイアスピリン®(アスピリン腸溶錠100mg)は「抗血小板薬」として血液が固まるのを防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞など脳動脈硬化性疾患を予防します。

アスピリン喘息はバイアスピリン®だけでなく、すべての解熱鎮痛薬でおこります。
成人の喘息の10%で女性にやや多く、重症難治性が多いのが特徴です。
シクロオキシゲナーゼ(COX)阻害・ロイコトリエン過剰が原因で、
非アトピー型80%・アトピー混合型20%です。
鼻炎・慢性副鼻腔炎の合併が多く、
コハク酸エステル型ステロイド(ヒドロコルチゾン、メチルプレドニゾロンなど)を急速静注すると喘息発作の増悪起こすので禁忌です。

バイアスピリン®は間質性肺炎もおこすことがあり注意を要します。

甲状腺関連の上記以外の検査・治療  長崎甲状腺クリニック(大阪)


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長崎甲状腺クリニック(大阪)は甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)専門医・動脈硬化・内分泌の大阪市東住吉区のクリニック。平野区,住吉区,阿倍野区,住之江区,松原市,堺市,羽曳野市,八尾市,東大阪市,生野区,天王寺区も近く。

長崎甲状腺クリニック(大阪)

甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)専門医・動脈硬化・内分泌・糖尿病の長崎クリニック(大阪市東住吉区)(近く に平野区、住吉区、阿倍野区、松原市)
長崎甲状腺クリニック(大阪)は甲状腺専門医[橋本病,バセドウ病,甲状腺超音波(エコー)検査等]・動脈硬化・内分泌の大阪市東住吉区のクリニック。平野区,住吉区,阿倍野区,住之江区,松原市,堺市,羽曳野市,八尾市,東大阪市近く

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