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2014.06.15

甲状腺と糖尿病

甲状腺と糖尿病

甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝・糖尿病 専門の長崎クリニック(大阪)からのお知らせです。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

甲状腺と糖尿病

1型、2型糖尿病問わず甲状腺疾患の合併が多い事が報告されています。また、甲状腺機能亢進症/バセドウ病は、甲状腺ホルモンの作用で腸からの糖吸収が亢進、交感神経、グルカゴン、カテコールアミン、ソマトスタチンの感受性が上昇し糖分解が亢進、血糖が上昇。糖尿病性ケトアシドーシスを誘発する可能性あります。甲状腺機能低下症では、インスリン分泌が低下、インスリン抵抗性も増大し糖尿病が悪化します。

亜急性甲状腺炎では、炎症・甲状腺ホルモン・ステロイドの影響で糖尿病が悪化します。

抗GAD抗体・ICA(抗ランゲルハンス氏島抗体)測定

膵β細胞(インスリンを作る細胞)を壊す自己抗体、抗GAD抗体ICA(抗ランゲルハンス氏島抗体)[抗IA-2抗体]を持っている方は、やがてインスリンが出なくなる糖尿病(1型糖尿病)の可能性があります。バセドウ病の約17%は抗GAD抗体を、約5%は抗IA-2抗体を持っていますが、必ずしも1型糖尿病になるわけではありません。

APS(多腺性自己免疫症候群)

APSは複数の自己免疫病を併発する病態です。APS3型では抗GAD抗体/抗IA-2抗体を持つ1型糖尿病バセドウ病(または橋本病)が併発しており、バセドウ病の場合上記の理由で糖尿病性ケトアシドーシスを起こしやすいと言われています。
APS2型では1型糖尿病バセドウ病/橋本病)に、副腎に対する自己免疫が原因の副腎皮質機能低下症が合併するものはカーペンター症候群と言います。

(結論)バセドウ病/橋本病の方は糖尿病を持っていないか検査する事をお勧めします。

ビグアナイド剤(メトホルミン)の抗がん作用

糖尿病治療薬、インスリン感受性を改善するビグアナイド剤(メトホルミン/メトグルコ)は抗癌作用のあることが報告されており、甲状腺癌に対する効果もあるとされます。

急性化膿性甲状腺炎と甲状腺膿瘍

急性化膿性甲状腺炎は細菌感染による甲状腺とその周囲の急性炎症です。発熱・頚部痛・皮膚の発赤があり、食事や唾を飲んでも痛みます。

通常型:胎生期の遺残物 下咽頭梨状窩瘻[かいんとうりじょうかろう](90%以上左側)を通り、扁桃腺炎が甲状腺に広がるもので、12以下の小児に多いです。下咽頭梨状窩瘻を処理しないと再発します。
血行性免疫不全性:糖尿病などの免疫不全で血行性に菌が甲状腺に到達します。

甲状腺周囲~皮膚にも炎症が広がり、膿になると切開排膿しないと治りません。時に亜急性甲状腺炎と誤診されステロイド投与されると、逆に急性化膿性甲状腺炎糖尿病も悪化します。

詳しくは、 甲状腺と糖尿病  も御覧ください

今日は甲状腺糖尿病の話でした。

文責:長崎クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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