長崎俊樹 院長ブログ[甲状腺 専門医 橋本病 バセドウ病 甲状腺エコー の長崎甲状腺クリニック(大阪)]

2014.11.27

それはおかしい「甲状腺がんの非手術経過観察療法」

「非手術経過観察中の甲状腺微小乳頭癌」に対するセカンドオピニオンは、お断りしております。

甲状腺微小乳頭癌」に対する長崎クリニック(大阪)の考え方は、本ページに記載した通りです。どのように考えるかは、患者様自身、医療機関により異なります。

「非手術経過観察」か「積極的手術」か、現時点で、どちらが正しく、間違っているかの答えは存在しません。

「非手術経過観察」に納得できないなら、主治医とよく相談されることをお勧めします。

こんにちは。甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝・糖尿病 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

「甲状腺がんの非手術経過観察療法」→「手術で取らなくても命にかかわりはない!」は極論と思います。

長崎クリニック(大阪)の方針として「甲状腺微小乳頭癌は一律に手術すべきでない」という極論には反対です。特に、癌センターなどでは、「甲状腺乳頭癌など癌ではない」と言い切る癌専門医もいるようです。確かに手術しなくて良い甲状腺微小乳頭癌が多くある一方で、絶対手術すべき甲状腺微小乳頭癌が存在するのも事実です。

[長崎クリニック(大阪)は内科系甲状腺専門医ですので手術自体は大阪市立大学附属病院 内分泌外科に依頼します]

1cm 未満の微小甲状腺乳頭癌は35歳以上の女性の3.5%に存在するとの報告があります(Takabe et al. KARKINOS 1994)。超音波(エコー)機械の進歩に加え、肺CTや頚動脈エコーで偶然見つかる甲状腺乳頭癌が増えているためで、アメリカでも甲状腺微小乳頭癌が増加しています(JAMA. 2006, 10;295:2164-7)。

近年、手術しないで経過観察するのが主流になりつつあります。絶対手術すべき甲状腺微小乳頭癌も紛れており、見逃してはいけません。

甲状腺微小乳頭癌の中には、浸潤・転移しやすい浸潤型微小乳頭癌が確かに存在します。浸潤・転移しやすい甲状腺微小乳頭癌か否かを調べるのは現時点では不可能で、浸潤・転移するかどうか経過観察するしかありません。

  1. 「周囲リンパ節腫大がなく、遠隔転移が無い症例では、80%の症例で5 年以上経過をみても何の変化もなく、生命にかかわることもなし。」との根拠で、甲状腺微小乳頭癌は手術しない方針を打ち出している医療機関が複数あります。

    甲状腺微小乳頭癌でも1%は(10年では3.8%)経過観察中にリンパ節転移します(隈病院公表データ: Thyroid,24;7-34,2014)
    実際、橋本病・バセドウ病では甲状腺周囲のリンパ節は複数腫れていることが多く、甲状腺微小乳頭癌が発生してもよほど典型的な形状の転移リンパ節でなければ、区別は難しいです。
    (穿刺細胞診は必ずしも確実でなく、全身麻酔によるリンパ節生検も余程疑わしくない限りおこなえません。)

    甲状腺微小乳頭癌でも、経過観察中に肺に遠隔転移すれば甲状腺全摘出して放射線療法が始まります[こうなると最初から手術していれば甲状腺半分だけの摘出で(全摘したとしても)、放射線治療しなくて済んだのに・・・と言う事になります]。肺CTで肺転移の有無を定期的に確認せねばなりません。

    私がこれまで遭遇した症例には、肺転移が先に見つかり、全身の原発巣を調べた結果、甲状腺微小乳頭癌にたどり着いたものが数例あります(浸潤型微小乳頭癌)。
  2. 同じ甲状腺微小乳頭癌でも年齢によって予後が違います。通常の甲状腺乳頭癌とは逆で、40 才以下で、サイズ増大・リンパ節転移しやすいです。高齢者の甲状腺微小乳頭癌は進行しにくいです。
    これは、40 才以下の甲状腺微小乳頭癌には大きくなる途上のものが含まれ、高齢者の甲状腺微小乳頭は長年小さいまま変化しないのがほとんどだと考えられます。


  3. 甲状腺微小乳頭癌でも10年では10%以下は経過観察中に3mm以上のサイズ増大します(隈病院公表データ: Thyroid,24;7-34,2014)。若年者では10%です。サイズ増大してから手術すれば間に合うとの見解ですが、1例のみ手術後の残存甲状腺に再度甲状腺微小乳頭癌が現れたそうです。
    また、甲状腺乳頭癌に特徴的な微細石灰化を持たない甲状腺微小乳頭癌は進行しやすいとのことです。石灰化は同じ場所に長くとどまらなければ、おこらないため、微細石灰化を持たない甲状腺微小乳頭癌は短期間で成長していると推察されます。

    ※2014年の隈病院の最新データでは、15年後に3mm以上のサイズ増大した甲状腺微小乳頭癌の累積率は、なんと!20%(つまり、15年後には甲状腺微小乳頭癌の5人に1人は3mm以上のサイズ増大する)。
    40歳未満の若年者に限定すれば、甲状腺微小乳頭癌発見後15年で、約60%は3mm以上のサイズ増大、約40%はリンパ節転移するというトンデモナイ(15年間癌の恐怖におびえた挙句、結局手術になるやん。リンパ節転移する前に手術していれば、手術後の再発を一生恐れる精神的負担から解放されるのでは?)
    隈病院の見解では、「手術すれば0.2%に永続性反回神経麻痺の合併症がおこるから、それでも手術せずに経過観察の方が良い」と言う事ですが・・・・

以上から、長崎クリニック(大阪)の方針として甲状腺微小乳頭癌も患者さん本人が希望する限り手術すべきと考えます。「甲状腺微小乳頭癌は絶対手術しない」という癌専門医も、自分の甲状腺に甲状腺微小乳頭癌が見つかったら、多分、真っ先に手術を受けると思います。

詳細は 甲状腺微小乳頭癌に対する長崎甲状腺クリニック(大阪)の考え方を御覧ください。

本日は甲状腺微小乳頭癌の話でした。

文責:長崎クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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2014.11.03

OMICS Group eBooks - Editorial Board Invitation

こんにちは。甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝・糖尿病 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

カリフォルニアFoster City(て、どこかいな?)にあるOMICS GroupからeBook(電子書籍)の"Thyroid Research" (甲状腺研究)分野のEditorをしないか?とのお誘いがありました。他にすることが山のようにあるので受けれません。

Dear Dr. Toshiki Nagasaki,

Greetings from OMICS Group - eBooks!!!
OMICS Group Incorporation has been successfully publishing Open Access Journals since its inception with the healthy support of eminent researchers from all corners of the globe. We are extending our services for eBooks - Open Access, in a vision to serve the scientific community further.
We are scheduling to publish an eBook in the field of "Thyroid Research" in the year 2014/2015. We will be glad to publish this eBook under your editorship. We cordially invite you to join our prestigious editorial board and support us with your vast experience in the above field.
Brief editorial responsibilities include:
Propose a title for the eBook
Prepare Book Chapter titles for the proposed eBook
Coordinate with OMICS in inviting contributors for contributing relevant Book chapters for the proposed eBook
Oversee the submission of final edited versions of the eBook before publishing.
Kindly let us know with your opinion at your earliest convenience. Please do not hesitate to contact us for any further queries. I look forward to hear from you.
OMICS Group International - eBooks
731 Gull Ave, Foster City
CA 94404, USA

本日はOMICS Group eBooks - Editorial Board Invitationの話でした。

文責:長崎クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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2014.08.26

Call for speaker at the 4th Annual World Congress of Endobolism 2014

こんにちは。甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝・糖尿病 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

最近、中国(China)から御招待のメールがよく来ます。Haikou, Chinaで開催されるIT’s 4th Annual World Congress of Endobolism 2014 (WCE-2014)のSpeaker in Session 2-5: Thyroid Diseases & Cancer(甲状腺疾患と癌)、要するに講演の御依頼です。中国では新たな学会が増えているようです。もちろん、忙し過ぎてとても行けるような状況ではありません。

Dear Dr. Toshiki Nagasaki, 

 How are you? I'm writing to follow-up my last invitation as below; would you please give me a tentative reply? Thank you very much.

 It is our great pleasure to welcome you to join BIT’s 4th Annual World Congress of Endobolism 2014 (WCE-2014), which will take place in Haikou, China during November 13-16, 2014 with a theme of “Translating Basic Research into Clinical Care”. On behalf of the organizing committee of WCE-2014, we would like to welcome you to be the Speaker in Session 2-5: Thyroid Diseases & Cancer:

 For more information, please visit the conference website at http://www.bitlifesciences.com/wce2014/

 At present, the confirmed renowned speakers including:
Dr. Margit Mahlapuu, Associate Professor, University of Gothenburg, Sweden
Dr. Corina Galesanu, Professor, “Gr.T.Popa“ University of Medicine and Pharmacy, Romania
Dr. John Alan Farmer, Professor, Baylor College of Medicine, USA
Dr. Dongmei Wu, Associate Professor, Chonbuk National University, South Korea
Dr. Joseph G. Schenker, Professor, Hebrew University-Hadassah Medical Center, Israel
Dr. Coman David, Associate Professor, The Royal Childrens Hospital, Australia
Dr. Sushela Chaidarun , Assistant Professor and Director of In-patient Diabetes Management Dartmouth-Hitchcock Medical Center, USA
Dr. Burkhard Poeggeler, Senior Scientist, QUIRIS Healthcare Germany, Germany
Dr. Horst Robenek, Senior Professor, Westfälische-Wilhelms-University of Münster, Germany
Dr. Pradip K. Sarkar, Associate Professor, Parker University, USA
Dr. Mohamed K.M. Shakir, Endocrinologist, National Naval Medical Center, USA
Dr. Geoffrey David Young, Senior Associate ConsultantMayo Clinic, USA
Dr. Surendra K. Varma, Associate Dean and Vice-Chair, Texas Tech University Health Sciences Centre School of Medicine, USA
Dr. Philip D. Chilibeck, Professor, University of Saskatchewan, Canada

 I believe such an initiative will be the perfect opportunity and platform to communicate with experts around the world.

 We look forward to seeing you in Hainan. And hope you could enjoy this stimulating event, make friends and integrate with both international and domestic industrial resources in such an isolated island entitled "the Oriental Hawaii".

 Sincerely yours,

今日は中国からの講演依頼の話でした。

文責:長崎クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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2014.06.30

血液検査で測れるホルモンの数

こんにちは。甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝・糖尿病 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

初診時は別として、2-3か月に一度の血液検査で測れるホルモンの数は2つが相場とされます。これは、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、甲状腺ホルモン(FT4, FT3)、サイログロブリン副腎下垂体のホルモンすべてから2つを選んでということです。もちろん、医学的な理由ではありません。保険診療のルールなのです。日本の社会保険・国民保険とも赤字財政であり、可能な限り医療費を削減するため、暗黙のルールが存在します。医学的な妥当性がないため、文書としては存在しません(ここが役人のずるいところで、もし文書化されれば医学的な根拠を徹底的に追及されます)。

TSH、FT4, FT3どの2つを選ぶのか

  1. TSH:日内変動ありますが、もっとも感度が高く、もっとも鋭敏に病態を反映するので外せません。
    (夜寝るころ~睡眠中高く、 明け方に下がりますが、こんな時間に誰も採血しません)
    ただし、中枢性甲状腺機能低下症で、構造に欠陥があり本来の機能を果たさないTSHは、経過をみるのに向きません。
  2. FT4:日内変動がないのが利点。脱ヨード酵素により体内で活性型のFT3に変化するため、
    甲状腺機能亢進症/バセドウ病で脱ヨード酵素の働きが強ければ、FT4正常でもFT3が高くなり
    高齢・薬剤などの影響で脱ヨード酵素の働きが弱ければ、FT4正常でもFT3が低くなります。
  3. FT3:わずかな日内変動あります。
    甲状腺機能亢進症/バセドウ病では、FT4正常でもFT3が高くなることがあり(T3優位型バセドウ病)、バセドウ病の活動性をFT4より正確に反映します。
    甲状腺全摘出後は、FT4よりもFT3が身体症状を強く反映するとされます。(第55回 日本甲状腺学会 O-03-02 甲状腺全摘出術後LT4服用患者の甲状腺機能と身体症状の関連についての検討)(甲状腺癌全摘出後のホルモン補充療法 )

結局、個々人の病態により、最適な2つを的確に選択せねばなりません。(甲状腺専門医の腕の見せどころでしょうか

本日は血液検査で測れるホルモンの数の話でした。

文責:長崎クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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2014.06.29

Call for New Editor in Chief

こんにちは。甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝・糖尿病 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

よほど人がおらんのかいな。 PHARMACOLOGIAという学術誌がEditor in Chief (編集長)を募集しており、志願せんかとのことです。MD and/or PhD degree(臨床医・医学博士)であるのが条件で、そんなもん今時誰でももっとるやろ。全く興味ないので応募しません。

Dear Dr. Toshiki Nagasaki 

As of May 20, 2014, new Management has been taken over the charge of PHARMACOLOGIA immediately and the very first task for the new management is to search out the new Editor in Chief and then new editorial board which will take full responsibility on July 1, 2014. 
PHARMACOLOGIA is currently inviting nominations and applications for the position of Editor-in-Chief for a two-year term, ending December 31, 2016. The Editor-in-Chief is responsible for oversight of each journal issue, all supplements, and the journal website. The transition will begin September 1, 2014, with full responsibility on January 1, 2015. 
Candidates must hold a MD and/or PhD degree or equivalent and should hold an ongoing clinical practice and/or academic position. Candidates must be acknowledged experts and thought-leaders in the field and members of leading professional societies in the field of pharmacology. Candidates must have considerable authoring and editing experience in prominent, peer-reviewed journals and should have experience as active members and peer-reviewers on the Editorial Boards of journals in the field, with a proven track record for excellence and timeliness. Candidates must possess excellent communication, organizational and interpersonal skills, and a wide network of professional contacts. Candidates must be able to meet the time demands of the Editor-in-Chief position. 
Interested candidates should submit their most updated CVs, with the following documents to the Publications Committee by email editor@pharmacologia.com with a letter from the head of department indicating that their support of the application, indicating that they are in principle willing to support their active participation in the journal for a potential period of 2-3 years. A cover letter from the applicant explaining their motivation behind the application. 
For further information and clarifications, please write email to editor@pharmacologia.com 
Regard 
Marc Carus 
Pharmacologia, Science Reuters 
26 York Street, London, W1U 6PZ, UK 
Fax: +44 203 357 3191 
http://www.pharmacologia.com
________________________________________

本日は甲状腺・動脈硬化・糖尿病とは無関係で編集長募集の話でした。

文責:長崎クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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2014.03.05

本年度も大阪市立大学医学部非常勤講師を拝名

こんにちは。甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝・糖尿病 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

本年度も大阪市立大学医学部 代謝内分泌内科 非常勤講師を拝名させていただきました。一部の不届きな輩(言わずと知れたノバルティス)が新聞を賑わしたお蔭で、まっとうに大阪市立大学で教育・研究業務を行っている我々大多数の非常勤講師は大きな迷惑を受けました。

本年度から非常勤講師の手続書類が異常に厳密化され、各教室も対応に追われていたようです。そもそもノバルティスの社員が非常勤講師の肩書を持っていた事自体理解に苦しみますが・・・。

ディオバン自体、重篤な副作用がある訳でもなく、普通の降圧薬として問題ないのにね。

本日は「本年度も大阪市立大学医学部 代謝内分泌内科 非常勤講師を拝名させていただいた」話でした。

文責:長崎クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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2014.02.10

海外学術誌からの依頼が多すぎる!

こんにちは。甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝・糖尿病 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

アメリカ内分泌学会誌(通称JCEM)から論文審査(Reviewer)依頼が時々届きますが、それ以外の海外の学術誌からもオファーが来るようになりました。また、以下のように”自分ところの雑誌に論文出してくれ!!”と言う強引なものまで現れました。とても時間を裂けるような状況でないため全てお断りしています。

名誉な事なのでしょうが・・・

  • Journal of Thyroid Disorders & Therapy

We would like to invite you to contribute a Manuscript for publication in the Journal of Thyroid Disorders & Therapy. We have chosen selective Scientists/ Researcher who contributed their excellent work in the field of Thyroid Disorders & Therapy to help us in releasing the best quality articles for upcoming issue. I kindly request you to contribute any kind of article (Research, Review, Short Commentaries, Case reports, Mini Review, etc.)

  • Journal of Atherosclerosis and Thrombosis

We recently sent an e-mail asking if you would like to review the above-referenced manuscript.  We have not heard from you so we are resending this invitation.  Please let us know if you are able to review this manuscript

I am approaching you with the peer-review request of the below mentioned manuscript  submitted in Advances in Research

I would be grateful if you would kindly find some time to review the above mentioned manuscript and send your valuable comments within 21 calendar days (13 Dec’2013). Abstract of the manuscript is available as attachment. If you accept our invitation, we’ll send you the full paper.  Authors’ affiliation will be supplied, if requested by the reviewer.

本日は「海外の学術誌から論文審査(Reviewer)依頼」の話でした。

文責:長崎クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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2014.02.09

日本甲状腺学会認定施設の取得を目指し

こんにちは。甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

日本甲状腺学会は、甲状腺診療専門医の養成と診療の専門化をはかり、国民の健康維持・増進に寄与する目的で、学会認定専門医施設の認定をしています。

当院は、スタッフの不足等の理由から、学会認定専門医施設の申請を行っていませんでした。が、ようやく学会認定専門医施設として運営していける人材がそろいました。雑用が減り、院長の負担が軽減されたおかげで、また、大阪市立大学関連の内分泌医の先生方の助力をいただきFNAを行う余裕ができました。

RIも、放射線科との交渉に入る予定です。

ここまでたどり着けたのは、患者様方の御支援と御支持によるものと感謝いたす次第です。

2014.02.08

大阪市大リウマチグループと共同研究:甲状腺と関節リウマチの関連について

こんにちは。甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝・糖尿病 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

関節リウマチに併発する甲状腺の病気、特に橋本病についての研究を行っています。近年発表予定の論文を準備中です。今年中には、Pub Medで閲覧できる予定です。ご期待ください。

尚、関節リウマチと甲状腺については、関節痛、関節リウマチと甲状腺・乾癬性関節炎・成人スティル病と甲状腺で詳しく解説しております。

※長崎 甲状腺 クリニック(大阪)は、関節リウマチの治療は現在行っておりません。あくまで、関節リウマチに併発する甲状腺の病気の診療のみです。(但し、関節リウマチの診断のみ可能です)

関節リウマチの診断は、血液検査で抗CCP抗体(抗環状シトルリン化ペプチド抗体;ACPA)が陽性なら簡単に済みますが、必ずしも陽性になりません(陽性率74%、他の膠原病・悪性腫瘍・健常人でも陽性のことあり)。抗CCP抗体陰性なら、増殖した関節滑膜をエコー検査で見つけます。これには長崎 甲状腺 クリニック(大阪)の高性能デジタルハイビジョン超音波装置が必要です。

関節リウマチと橋本病

関節リウマチ橋本病の併発率はHungaryで6%、Bulgariaでは30%以上と言われています。日本でも、関節リウマチの方の30%以上が橋本病です。
 また、院長が近年発表予定の論文では、関節リウマチ橋本病の併発は男性に多いと言う意外な特徴があります。(その原因は未だ不明)

血清アミロイドA蛋白(SAA):甲状腺アミロイドーシス

関節リウマチでは炎症の活動性に比例して炎症反応物質が血液中に作られます。CRPがもっとも代表的ですが、SAA(血清アミロイドA蛋白)という炎症反応物質も同時に作られます。 このSAAアミロイドーシスの原因となります。SAAは、正常状態では分解されますが、長期間、高濃度で血中に存在すると、分解途中のAA(アミロイドA蛋白)という溶けにくいタンパク質が臓器に沈着してアミロイドーシスを発症します。 つまり、関節リウマチのコントロールの悪い患者さんに発症するのです。 

甲状腺にアミロイドが沈着すると、甲状腺は硬くなり、甲状腺機能低下症状態になります(甲状腺アミロイドーシス)。超音波画像は、沈着したアミロイドの影響でベッタリ白く見え、正常な甲状腺と見間違う事がありますが、エラストグラフィーで鑑別できます。

血清アミロイドA蛋白(SAA)とC反応性蛋白(CRP)の同時測定はできません。

本日は「リウマチに併発する甲状腺の病気」の話でした。

文責:長崎クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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2014.02.05

ネット de 内覧会開催中

こんにちは。甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝・糖尿病 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

私の同期の氷室先生という方が都島で神経内科クリニックを開院されました。
大阪市大に居た頃、大変お世話になった先生です。豪快でありながら、常に冷静に医療に臨むスタイルは、同期の中でも傑出していた事を覚えています。

認知症、パーキンソン病など神経内科疾患でお困りの方は是非、氷室クリニックを受診ください。

その氷室クリニックの内覧会、行きたかったのですが時間の都合が付きませんでした。

ここで、ふと思ったのですが、当院は内覧会などしていなかったのです。では、せめてネット de 内覧会でもしてみようと思い立ちました。

ネット de 内覧会

本日は「ネット de 内覧会」の話でした。

文責:長崎クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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2014.02.05

日本甲状腺学会認定 甲状腺専門医: 内分泌代謝専門医との違い

こんにちは。甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝・糖尿病 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

内分泌代謝専門医は甲状腺が専門とは限りません。日本甲状腺学会認定 甲状腺専門医は100%甲状腺の専門家です。

甲状腺専門医は大阪府内で30人程しかいません。ほとんどは阪大系列の方で、北大阪に集中しており、大阪市大系列は、ごく少数です。

5年前に新設されたばかりの資格です。大阪市立大学は世界が相手の英語研究発表で、国内学会に眼が向かず、日本甲状腺学会入会、甲状腺専門医認定が遅れました。

本日は「甲状腺専門医」の話でした。

文責:長崎クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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2014.02.03

肥満指導にサノレックス(マジンドール)は使いません

こんにちは。甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝・糖尿病 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

肥満指導においてサノレックス(一般名マジンドール)は使用いたしません。これは、依存性・禁断症状が生じる危険性のある薬です。3か月以上の使用は禁止されているため、患者が薬を求めて肥満指導をしている医療機関をハシゴしているようです。

肥満指導

当院オリジナルの肥満指導は
step 1:甲状腺機能低下症による脂肪分解の低下、甲状腺機能亢進症/バセドウ病による異常食欲亢進(痩せると思われがちですが、30%の人は食欲が上回り逆に太るのです)、副腎皮質ホルモン分泌過剰[クッシング症候群(あるいはクッシング病)]による脂肪同化、インスリノーマ(インスリンを過剰分泌する膵臓の腫瘍)による脂肪同化の可能性がないか検査
step 2:食生活、一日の運動量、日常の生活パターンなどをヒアリングし、問題点を指摘。改善方法を指示。

step 3:原則行わない方針ですが、希望される方のみ、脂肪分解・脂肪燃焼を促進する漢方、ビタミンなどを処方。

サノレックス(一般名マジンドール)は使用いたしません。これは、依存性・禁断症状が生じる危険性のある薬です。3か月以上の使用は禁止されているため、患者が薬を求めて肥満指導をしている医療機関をハシゴしているようです。

肥満の漢方薬 治療 (ダイエット漢方)

漢方薬にも糖・内臓脂肪を分解し、メタボリック症候群、生活習慣病を改善する成分が含まれています。これは、甲状腺ホルモンが脂肪を分解したり、ある糖尿薬が腸からの糖吸収を妨げるのに似ています。

アクティブ肥満:血の気の多いタイプ「防風通聖散」「大柴胡湯」
むくみ肥満:冷え性・虚弱タイプ「防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)」「五苓散」
ストレス肥満:過食症タイプ「加味逍遥散」「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」
更年期・出産後肥満「桃核承気湯」「桂枝茯苓丸」

に分け、最適の漢方をチョイス。

本日は「肥満指導においてサノレックス(一般名マジンドール)は使用いたしません」の話でした。

文責:長崎甲状腺クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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長崎甲状腺クリニック(大阪)は甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)専門医・動脈硬化・内分泌・糖尿病の大阪市東住吉区のクリニック。平野区,住吉区,阿倍野区,住之江区,松原市,堺市,羽曳野市,八尾市,東大阪市も近く。

2013.11.14

日本甲状腺学会に参加中です

 こんにちは。甲状腺・動脈硬化・糖尿病 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。

日本甲状腺学会も2日目です。

知識の再確認、新しい知見の吸収、新しい診断・治療基準にバージョンアップの最中です。会場が関西なので3日間フル出場で挑みます。

日本中の甲状腺専門医が一同に会する一大イベントは、甲状腺フェスティバルとも言えるでしょう。

11月14日(金)15(土)は日本甲状腺学会のため休診を予定しております。御注意ください! 研究発表もしますが、その日程が決まっていないため、2日間、本当に休診にすべきか迷っておりました。

日本甲状腺学会期間中は、木曜日、日曜日も合わせて4連休になり、患者様方に御迷惑・御不便を掛けるやもしれません。しかしながら、私自身がレベルアップ・スキルアップすることが、皆様の利益に直結すると信じております。そのためには日本甲状腺学会にフルで出席し、海外の研究者の発表も聴いて、自分自身の頭を最新のバージョンに更新せねばなりません。

何卒、御理解の上、御協力お願い致します。

本日は11月14日(金)15(土)は日本甲状腺学会のため休診を予定している話でした。

文責:長崎クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

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2013.11.06

11月15日(金)は日本甲状腺学会にて休診

こんにちは。甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)・動脈硬化内分泌代謝 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。甲状腺専門医として甲状腺機能低下症,橋本病,甲状腺機能亢進症,バセドウ病,内分泌などのホットな話題をお届けします。

 11月15日(金)は日本甲状腺学会にて休診致します。

御注意ください!   研究発表もします!以下抄録です

甲状腺機能正常橋本病における超音波強度のCVを用いた不均質性の評価

長崎 俊樹
ab、脇田 洋輔ac、永田 友貴a、今西 康雄a、山田 真介a、与田 紘一郎a、稲葉 雅章a

a
大阪市立大学大学院医学研究科 代謝内分泌病態内科学
b崎クリニック
c永山病院

【目的】甲状腺機能正常橋本病における甲状腺内部の不均質性を前向きに評価するため、超音波強度のcoefficient of variance (CV)をheterogeneity index (HI) と定義し、その臨床的意義を検討した。

【方法】甲状腺機能正常橋本病と診断された44人の患者[60.5±2.7歳 (mean±SE)]を連続して選び、年齢、性別を適合させた健常人30人と比較した。HIは隣接する右総頚動脈の深さから水平に、直径2mmの円形カーソルで超音波強度を片葉4ポイントずつ測定し、CV (SD/mean) を計算した。

【結果】両群のTSH, FT4, FT3, thyroglobulin, 甲状腺体積に有意差なく、HIは有意傾向を示した(橋本病群:3.59±0.20% vs 健常人群3.23±0.19%, p=0.089)。 橋本病群でHI はTPO-Abと有意な正の相関を示した(r=0.396, p=0.034)が、Tg-Abとは相関しなかった(r=-0.014, p=0.941)。両群でHIとTSH, FT4, FT3, thyroglobulin, 甲状腺体積に相関はなかった。

【結論】甲状腺機能正常橋本病における甲状腺内部の超音波強度の不均質性とTPO-Abの相関を初めて報告した。TPO-Abは橋本病の活動性のみならず、最終的な破壊の程度を示すとされており、甲状腺機能低下前の段階でも、最終的な破壊の程度に応じた甲状腺内部の不均質性が存在すると考えられた。

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2013.09.09

11月14日(金)15(土)は日本甲状腺学会のため休診を予定しております。

こんにちは。甲状腺・動脈硬化・糖尿病 専門の長崎クリニック(大阪)院長 長崎俊樹です。

日本甲状腺学会へGo!

11月14日(金)15(土)は日本甲状腺学会のため休診を予定しております。御注意ください! 研究発表もしますが、その日程が決まっていないため、2日間、本当に休診にすべきか迷っておりました。

日本甲状腺学会期間中は、木曜日、日曜日も合わせて4連休になり、患者様方に御迷惑・御不便を掛けるやもしれません。しかしながら、私自身がレベルアップ・スキルアップすることが、皆様の利益に直結すると信じております。そのためには日本甲状腺学会にフルで出席し、海外の研究者の発表も聴いて、自分自身の頭を最新のバージョンに更新せねばなりません。

何卒、御理解の上、御協力お願い致します。

本日は11月14日(金)15(土)は日本甲状腺学会のため休診を予定している話でした。

文責:長崎クリニック(大阪)院長 日本甲状腺学会認定専門医 長崎俊樹

長崎甲状腺クリニック(大阪)

甲状腺(橋本病,バセドウ病,甲状腺エコー等)専門医・動脈硬化・内分泌・糖尿病の長崎クリニック(大阪市東住吉区)(近く に平野区、住吉区、阿倍野区、松原市)
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住所

〒546-0014
大阪市東住吉区鷹合2-1-16

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  • 近鉄「針中野駅」 徒歩2分
  • 地下鉄 谷町線「駒川中野駅」
    徒歩10分
  • 阪神高速14号松原線 「駒川IC」から720m

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